ずーしみ's blog

【革命のファンファーレ】をワーキングマザーが読んだら①

 革命のファンファーレ

西野亮廣(キングコング西野)

 

いろんなことを考えさせられる本なので、何回かに分けて、本書で出てきた言葉と私の感想を、発信していこうかと!

 

職業そのものがなくなっていく時代に突入し、副業、兼業、転職が常識になりつつある。

上の世代は、職業をたくさん掛け持つと、「結局、何がやりたいんだ!一つに決めろ!」と咎めてくるけれど、どっこい、

やりたいことを掛け持つことや、やりたいことに迷うことは、これからの時代を生き抜く術だ。

 

ここからは、”好きなことを仕事化するしか道が残されていない”時代だ。

多くの親や先生は、この変化を捉えていない。彼らは、この大波の乗り越え方を知らないのだ。

 

 

なんと単純明快に、今の時代に必要な職業観を解いているのか!

たしかに、昭和の価値観では、仕事=苦しみの対価だった。

 

そこで、ふと思った。

 

親が子供にさせたいことを、強要するのってやっぱりダメだよねーということ。

勉強は大切だし、その大切さを伝える必要はあるけれど、強制はやっぱりよくないんだろうな。習い事も、子供が「やりたい!」と思う範囲にとどめさせたい。そして、子供が「やめたい」と言いだすタイミングでやめさせてあげたいな。

 

好きなことの幅をどれだけたくさん広げるかが、これからの時代を生き抜く鍵ではなかろうか。きっかけはどんどん与えたい。そしてその中で、自分が「やりたい!」と思うことだけ続けるようにさせたいと思う。

だって、時間には限りがあるから。嫌々続けていると、次の新しいことに挑戦できなくなる。世の中トレードオフ

 

 

なんせ、我々アラフォー世代が子供の頃いわれていたこと、

「やり始めてすぐに辞めたら、やめ癖がつく」

 

でも、「革命のファンファーレ」を読んで改めて思ったこと、それが、

 

「やめ癖がないのは短所になる」

ということ。

 

なんせ猛烈なスピードで仕事がうつりゆく時代だ。もたもたしていられないのだ。

 

 

職業には寿命がある。

 

 

そう、職業には寿命があるのだ。

コンビニのレジうちという仕事はそんなに遠くない将来、なくなる。

 

私たち(アラフォー)の親世代では経験できなかった価値観。

 

興味のあることにどんどん挑戦して、「あ、違うな」と思ったら次の目標を見つける柔軟さ。親もその柔軟さで仕事に取り組まなければと思ったし、子供たちが大人になった頃にはよりその柔軟さが必要になってくるのではなかろうか。

 

 ちなみに、最近は、下記のように「やめ癖」の根拠のなさを伝えている記事が多いように思う。

 

benesse.jp

 

  

何の疑問も抱かず、今目の前にある仕事(=課題でない)を、淡々と、粛々とやり続けるロボット人間。

 

私の周りに多いのだけれど。

 

 

子供たちが大人になる未来に、ロボット人間になってしまっては致命的だと思う。