【革命のファンファーレ】をワーキングマザーが読んだら②
お金をかせぐな、信用を稼げ。
「信用持ち」は現代の錬金術師だ。
嘘は「感情」でつくのではない。我々は、「環境」によって嘘をつかされる。
そうなんだよなー。と納得。
子供には、「嘘はだめよ~」なんて言いながら、会社では心にもないことを言ったりもして。たぶんそれが一番しんどくって。でも、心にもないことをもし私が言わなかったら、この後この仕事どうなるんだ?みたいなのとかもあって。
しかしながら、これだけ情報が氾濫している時代、「信用持ち」の偉大さを本書の中ではすごく丁寧に説明している。見事なまでに戦略的。
本書でも述べているけれど、芸能人によるグルメレポートなんてあんまりあてにできないし。ふらっとネットで調べても「この記事ではこう言ってるけど・・・」と。物事にはいろんな味方があるんだろうけれど、それでも色んな人が色んなところで色んなことを言っているから、どれを信頼したらいいのか分からない。
嘘をつかない。それによって、西野は、有料のオンラインサロンの入会者数が増え、クラウドファンディングでは当時歴代最高の支援者数。
2度のクラウドファンディングで、6257名の方に支援していただき、4637万3152円が集まったという。
確かに、西野は信頼できる。西野のブログを読んでも、本を読んでも、「この人なら」
という気がしてくる。
結局、下記のブログでも書いたことなんだけど、「信用持ち」が偉大になる時代に、嘘をつきたいわけではないのに嘘をつかざるを得ないような環境に身をおくことにメリットはあんまりなくって。そんなときにどうするかって、やっぱり他の選択肢も作っておくってことが大事なんじゃないかな。
akarukutanoshikuyuruku.hatenablog.com
子供と接するときにも思うけれど。
子供の「やりたいこと」「好きなこと」を思う存分させたいなと。
(とか言ってると、うちの子(6歳)、本当に虫ばっかりおいかけてるんだけど。)
だって、社会に出て、「あ、やっぱりしんどい」って思ったときに、好きなことが多かったら逃げ場あるじゃん。好きなことを仕事にできたらいいし、「あ、違うな」と思ったときに、他にも好きなことがあったら、柔軟に対応できるじゃん。
かくいうわたくし。
「やらなければならないこと」で十代のほとんどの時間を埋めてしまったものだから、よけいにそんなふうに思うのかも。